2011年に初めて区政へと押し上げていただき今年で12年目を迎えました。初当選以来、多くの皆様にお支えいただき、今日の私があります。改めて、心から感謝申し上げます。
今期4年間は、特に新型コロナウイルス感染症対策に、国・都・区、医療従事者の皆様達と連携を図りながら奮闘する毎日でした。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るいはじめた2020年、私は墨田区議会自由民主党の幹事長に就任しました。最大会派として当時、先ず行ったことは、各会派の議員が地元の要望として承ったものを集約し、時期を決めて数回にわたり区議会全体の要望書として区長に提出しようという取りまとめ作業でした。それぞれの議員が個別に動いてしまうと現場が混乱する可能性があったからです。ほかには、『生活必須職従事者に対し敬意と感謝を表するとともに、いかなる差別や偏見も許さない決議』の文章案を代表してまとめて議員提出しました。未知のウイルスに対する感染への恐れや不安などから、感染者や生活必須職従事者及びそのご家族に対する誹謗中傷の事案が各地で報告されたためです。現在も、墨田区役所庁舎1階に決議文が掲示されています。
幹事長就任時、先が見通せないなか、様々な調整や、重要な決断が迫られる場面が多々ありましたが、同じ会派の仲間や、議会の方々の協力をいただきながら、課題を一つずつ解決していくことができました。大きな局面でしたが、振り返ってみれば、後に「墨田区モデル」と呼ばれる体制の一助になったものと自負しています。
今回の経験を活かしながら、今後も、防犯・防災・予防医療といった生命と安全を守る政策を第一に政策を展開して参ります。そして、政治を志した原点である子ども達の教育環境の整備も引き続き行っていきます。これからも、しもむら緑の活動に対して、変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。